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どうすれば「やる気」がでるのか。面倒くさいを無くす方法

2021年9月18日

どうすれば、やる気が出るのか。これは多くの人の悩みかもしれません。

たとえば、資格を取得したいのだけど、どうもやる気がでない、続かない。
こういう出来事は多いと思います。

ここでは私が今までに学んできた、そして実践してきて有効だったことをお伝えいたします。

まず結論からお伝えすると、解決策として大きく2つのポイントがあります。

  1. まずやってみること
  2. 環境を変えること

それでは詳しく説明していきます。まずはやる気のメカニズムから。

 

やる気のメカニズム

どうすれば「やる気がおきるのか」は永遠のテーマかもしれません。
それだけ多くの人が悩んでいるからです。

多くの人は「やる気」は待っていればそのうち出てくるものと思いがちです。

  1. ○○をやらなければならないが、どうもやる気がおきない。
  2. やる気が自然に出てくるのを待とう。
  3. 結局何もすることなく時間だけが過ぎてしまう。

これの繰り返しが多いのではないでしょうか。

でもやる気はただ待っているだけで出るものではありません。
やる気を出すためには、脳の中にある「側坐核」を刺激しなければならないのです。
※この側坐核は脳の真ん中に左右1つずつあります。

この側坐核を刺激することによってドーパミンが排出され、やる気がでてくるのです。
ドーパミンが脳内で分泌されると、「意欲」や「快楽」をもたらします。

そのドーパミンの分泌によって脳の働きが活発化し、仕事や勉強の意欲が高まります。
ではどうすればこのやる気スイッチが入るのでしょうか。

気が乗らなくてもまずは5分間やってみること

このドーパミンを出す方法はいくつかあります。
でも一番簡単な方法は、「何も考えずに」とにかく5分間手足を動かすことです。

例えばこういう経験はないでしょうか。

机の上からボールペンが落ちてしまった。その時反射的にすぐにボールペンを拾う場合。
この時は何も深く考えないでしょう。

しかし、一旦「拾うのが面倒くさいな」と思ってしまったら、本当に拾うのが億劫になってしまう。
後で拾おうと思うかもしれない。次使うまで放おって置くかもしれない。

ではお風呂に入る場合はどうでしょうか。シャワーだけでも億劫に感じている人も多いはず。
これも服を脱いで、お風呂場まで行って、カラダを洗って、また服をきて、乾かして、・・・面倒くさい。
そう考えたらお風呂場に行くのに躊躇するでしょう。いつまでも後回しになってしまう。

では、その場合どうすれば良いのでしょうか。
その時は何も考えず、その場で服を脱ぐ。そして何も考えずお風呂場まで行く。
そこまで行けばもう入るしかなくなる。

とにかく何も考えずにやってみること。「何も考えずに」というところがポイントです。

やる気が起きない・・・とただつぶやいているだけでなく、何も考えないでとりあえずやってみること。
やりたくない掃除だって、やり始めたら止まらなくなってしまうから。

そのやりだすことによって脳内の側坐核が刺激され、ドーパミンが排出されていきます。
そうすると不思議なことに勢いが出てやり続けることができるようになるのです。

資格試験の勉強をしたいけど、なんとなくやる気がでない。続かない。
そういう時はとりあえず5分間だけやってみること。そうすれば勢いがついて、気がついたら1時間経ってたということになるでしょう。

それでもやる気がでない場合はどうすればよいのでしょうか。

自分がいる環境を変えてみること

自分で自主的に動くことができない場合はどうすれば良いのか。
その答えは1つしかありません。それは環境を変えることです。

今いる環境の中で違う取り組みを試してみて、それでも駄目なら環境を変えるしかありません。

例えば、資格の勉強が進まない時。自宅では勉強に集中できない。では近くのカフェで勉強する。
それでもうまく行かない場合は、スクールに通うことなどして強制的に動かなければならない環境を作ることです。

もちろん職業訓練(ハロートレーニング)に通うのも1つのやり方です。

自分の性格に合わせて少しずつ環境を変えていくのが大事です。

環境を変えるというのは、その人にあった色々な方法があります。
人生の転機としては、転居する、仕事を変える、結婚するなど大きな選択肢もあります。

さいごに

環境を変えることで動かざるおえなくなります。動くことでモチベーションが自然に高まります。
動くことで違う見方ができて、その結果良い方向へ進めていけるのです。

何もしなければ、動かなければ何も変わりません。現状維持どころか衰退していきます。

ただテレビを見たり、ゲームをしたり、ネットをしたりではやる気はおきません。
嫌々ながらも、まずは行動に移すこと。外に出てみたり、運動してみたり、人に合ってみたりと些細なことでも構いません。ちょっと億劫だなと感じることを(自分を騙して)やってみること。

そうすることでドーパミンが排出され、結果として自然にやる気がおきて、それが継続に繋がっていくのです。

何も考えずにとにかく1歩動いてみることをおすすめします。

 

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