職業訓練コース一覧

国際コミュニケーション、国際ビジネス、貿易実務(職業訓練・資格)

2017年5月6日

主に貿易事務など、海外取引業務に関連する職業訓練です。
職業訓練の中では数少ない英語を学ぶカリキュラムが組まれています。

多くのコースがTOEICの点数UP等の勉強を行います。
海外企業とのやり取りなど国際的な業務に強い関心があり、その分野への就職を目指す方

 

訓練内容

国際的なビジネスに必要な貿易実務やビジネスで使われる英語表現を総合的に学習する。
貿易取引、コミュニケーション、接客応対、事務業務等を円滑に遂行でき、即戦力となる人材を育てる。

コース例.貿易実務・国際ビジネス科(3ヶ月コース)

科目 科目の内容 時間
学科 入校式・オリエンテーション・修了式 入校式(1H)・オリエンテーション(2H)・修了式(2H)
就職支援 入履歴書・職務経歴書作成指導、面接の受け方・模擬面接指導、ジョブカード作成支援(12H)
職業能力基礎講習 自己理解、仕事理解、職業意識、職場内のコミュニケーション、ビジネスマナー 28
安全衛生 VDT作業と安全衛生 2
貿易実務基礎 貿易と環境、貿易経済知識、貿易の流れ、貿易金融、貿易書類と手続、貿易法務、通関知識、貿易保険、外国為替、信用状、インコタームズ、国際輸送(海上・航空・複合、他)、マーケティング知識 48
国際ビジネス知識 異文化の価値観の違い、他国の取引習慣・商習慣の理解、異文化コミニケーションの留意点 12
実技 PC基本操作実習 文書作成、メールの基本、プレゼンテーション作成 36
貿易実務演習 船積書類(インボイス、パッキンリスト、船積依頼書)作成、買取書類等作成 18
貿易英語演習 貿易英語の使い方・実務上の注意点(取引申込み、引き合いとオファー、カウンターオファー、信用照会、売買契約書、信用状の受領と変更、船積通知、貿易決済、貿易クレームと解決法) 18
国際ビジネス演習 貿易マーケティング、国際取引交渉法(電話・メールを使っての海外取引先とのやり取り実習)、取引条件の交渉手順と技術、国際取引でのプレゼンテーションの技術、国際的交際マナー・行動マナー 90
文書作成実習 英文ビジネスレター基本様式・重要表現・各種レター作成、英文メール・英文プレゼンテーション作成 36
職業人講話職場見学 職業人講話 6H×2回職場見学 6×1回 18

主な取得可能資格

  • 貿易実務検定試験 B級(合格率:約51%)C級(合格率:約58%)
  • 日本貿易実務検定協会

主の就職先の業種、職種

外資系企業、貿易、国際流通業、海外取引のあるメーカー、商社の営業職・営業事務職、一般事務職など

貿易事務の場合、定型文書の作成や決まった内容でのやりとりが多いので、英語についてはある程度の読み書きができれば対応可能は場合も多いです。

貿易事務

まとめ

貿易事務は輸出入に関する事務を行います。大きく分けて輸出業務と輸入業務があります。

【輸入業務】
  • 輸出通関手配
  • 通関書類作成
  • 運送便の手配等
【輸入業務】
  • 輸入通関手配
  • 関税・消費税納付
  • 商品の納入管理等

貿易手続き全般の流れを把握し、輸出入する商品や原材料、値段、数量、取引先を決定するための情報を収集・整理します。取り扱う商品には輸出入の許認可や検査が必要などうか、関連する国際法や輸出入国双方の法律の適用を受けるので、許認可や検査が必要かどうかなど、国内、相手国の法律を調査したりします。

ともに共通する部分には、関わる人達への伝達・調整、この一連の流れを担当するのが貿易事務です。
もちろん、SNS、電話、メール等、これらを行うには語学力が必要になってきます。

 

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