「食が好き!!」それこそが最強で必要なスキルです。
フードビジネス・食育の職業訓練についての紹介です。調理師の免許を取得する訓練ではありません。
食をめぐるビジネスの全体像をつかむ人材を養成していきます。
一口にフードビジネスといっても、食品メーカー、食品製造業、流通、店舗開発、企画設計、マスコミ、経営など活躍する場所は様々です。
ライフスタイルが多様化している今、消費者が求めている食生活も多様化しています。
そのため年々その需要は高くなっています。
訓練内容
「食」に関する基本的な知識・技術及びマーケティング・経営・サービス等の知識を習得し、多様化するフードビジネス界の様々なシーンで活躍できる人材を育成する。
■(コース例)フードビジネスコース科(4ヶ月コース)
科目 | 科目の内容 | 時間 | |
---|---|---|---|
学科 | フードビジネスⅠ | 食文化、食品と食材、健康と栄養、厨房設備、調理機器等についての知識を習得 | 54 |
フードビジネスⅡ | 食環境・食空間の構成とデザイン、経済、経営、マーケティングについての知識を習得事業計画書・食の企画書の作成 | 54 | |
食農基礎 | 食の源である農業、日本の食・郷土料理等についての知識を習得 | 60 | |
安全衛生 | 衛生法規・公衆衛生・食品衛生など食の安全に ついて習得 | 12 | |
就職支援対策 | ジョブカードの説明・作成、自己分析、応募書類作成、面接対策など | 30 | |
実技 | フードコーディネート実技・実習 | テーブルコーディネート・テーブルマナーの実践、フラワーコーディネート・POP 広告の制作 | 66 |
食農・調理実習 | 調理機器・器具の使い方も含めた各種調理実習、メディカルハーブの活用法、実習農場での農業の基礎実習 | 60 | |
プレゼンテーション実習 | パソコンの基礎知識を学び HP・PowerPoint等を習得してプレゼンテーション技法を身につける | 48 | |
見学・職業人講話 | フードビジネス分野の実際を見学・体験する。企業の第一線で活躍している方に働くことの意義・企業が求めている人材像等の話を聞きフリーディスカッションを行う | 36 | |
訓練総時間:420時間 |
主な取得可能資格
・フードコーディネーター3級
・食品衛生責任者
・食生活アドバイザー、
・クッキングコーディネーター
・ヘルスケアフードアドバイザー
・サービス接遇検定3級
※任意受験
フードコーディネーター試験とは
日本フードコーディネーター協会では食のスペシャリストと位置づけています。
「食」の世界が細分化されより専門化する中で、それぞれの分野で複合的にコーディネートするのがフードコーディネーター。
食をテーマに「ヒト・モノ・カネ」そして「情報」をトータルにプロデュースする食の専門家。
◆フードコーディネーター3級資格試験
※未発表
◆フードコーディネーター2級資格試験
2017年度:80.26%
2018年度:83.85%
2019年度:86.49%
2021年度:84.80%
2022年度:82.39%
※2020年はコロナ禍で中止
※2018年度より2次試験は認定講座に変更)
◆フードコーディネーター1級資格試験
2016年度:29.17%
2017年度:42.31%
2018年度:48.57%
2019年度:43.10%
2021年度:22.58%
※2020年はコロナ禍で中止
※特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会
主の就職先の業種、職種
飲食業、食品加工業、フード関連における加工製造・接客・販売、フードコンサルティング、食品開発、メニュー企画、食品関連の講師等